




手のひらに、一世紀の重みを。
静岡茶が染めた、揺るがない小花瓶。
高さわずか9cm。
しかしその重量は300gを超え、手にした瞬間に心地よい驚きを与えます。
鋳物ならではの低重心設計により、背の高い花や枝物を活けても重心が安定し、日常のふとした場面でも「倒れにくい」安心感を提供します。
1500℃の刹那を刻んだ、唯一無二の表情
鈍華の製品に、まったく同じ表情は存在しません。
私たちが用いるのは、職人が砂を固めて型を作る「砂型鋳造(すながたちゅうぞう)」という昔ながらの技法。 1500℃に溶けた鉄を砂型へ流し込み、冷え固まった鉄を取り出すために、その都度、型を壊します。
一つの製品を生み出すために、一つの型を壊す。
だからこそ、表面の微細な凹凸や「鋳肌(いはだ)」の表情は、すべて一点モノ。 工業製品のようなツルッとした完璧さはありませんが、職人が砂と火に向き合った時間が、その黒い肌に刻まれています。
漆黒に宿る、静岡茶の記憶
仕上げは、地元の静岡茶でじっくりと煮込む独自の「茶煮込み」。 茶葉のタンニンと鉄を反応させ、化学塗料に頼らず錆を抑える古来の知恵を活かしています。 漆黒の被膜は時を重ねるごとに深みを増し、使い手と共に歴史を刻んでいきます。
日本の美徳を冠した、三つの造形
円(まどか)
円満な時間を象徴する柔らかなフォルム。空間に安らぎを与え、どんな花も優しく引き立てます。
結(むすび)
人と人、心と心を結ぶ。凛と立ち上がる直線美が、空間に心地よい緊張感をもたらします。
包(つつみ)
重厚な「しかく」が大切なものをそっと包み込む。複数の花をあしらっても安定した佇まいを保ちます。
円・結・包(まどか・むすび・つつみ)
なら 手数料無料で 月々¥6,600から
発送までに二週間ほどお時間をいただきます。
生産国: 日本(静岡県)
サイズ・重量:
円(まどか):H9cm×W3.2cm / 300g
結(むすび):H9cm×W3.0cm / 320g
包(つつみ):H9cm×W2.5cm / 310g
【生花を活ける際のご注意】
本製品は、鉄本来の風合い(鋳肌)を大切にしているため、本体への直接の水入れはお控えください。 長時間の水濡れは錆(サビ)の原因となります。
生花を活ける場合は、鉄を美しく保つために、別売りの「専用試験管(インナーグラス)」のご使用をお願いいたします。
▼ 専用試験管(インナーグラス)を見る
https://shop.nibika.com/items/134502113
■ 鋳物の特性(個体差)について
本製品は、職人が一つひとつ手作業で仕上げる鋳造品です。 表面に見られる微細な凹凸や色ムラは、砂型の跡や鉄の呼吸による「鋳肌(いはだ)」と呼ばれるもので、不良品ではございません。工業製品にはない、唯一無二の「鉄の表情」としてお楽しみください。
■ 錆(サビ)とメンテナンス
鉄製品のため、水分は錆の原因となります。
水を入れる時:必ずガラス製の試験管(インナーグラス)をご使用ください。
濡れた時: すぐに乾いた布で拭き取り、ドライヤー等で完全に乾かしてください。
お手入れ: 洗剤やタワシは使用せず、柔らかい布で乾拭きしてください。
育てる楽しみ: 数ヶ月に一度、椿油などを薄く塗り込むと、より深みのある黒色に育ちます。
■ 安全上のご注意
重量物です: 小さくても重量があります。落下すると床の損傷や怪我の原因となりますので、安定した場所に設置してください。
お子様への配慮: 硬く重いため、小さなお子様の手の届かない場所でご使用ください。





